2021年1月29日金曜日

有機認証事業について−ワダツミ農園の取り組み−

        −有機栽培は土づくりから−

ワダツミ農園ではモリンガの生産を開始してから5年目になります。
無農薬・化学肥料無使用にこだわり耕作放棄地等を少しずつ再開拓して
来ました。
昨年は安心してワダツミ農園のモリンガ製品を食していただくために
有機JAS認証の圃場も登録出来ました。

有機栽培は、たい肥などで土づくりを行うことから始まります。化学肥料や
農薬を使用せず、2年以上経過した健康な土で栽培を行います。 有機栽培を
行い「有機農産物」として認められるには、国で定められた基準
(有機JAS規格)を満たさなければいけません。土づくりだけでなく
生産過程に多くのルールがあり、それを守り、認められて、初めて
「有機農産物」と呼べることになるのです。 近年は、「有機」という表示
を多く目にするかと思いますが、明確な基準があり、それに基づいて
生産していることを示す証なのです。


禁止農薬や化学肥料、遺伝子組換え技術などを使用せず、種まきまたは
植え付け前2年(多年草は3年)以上、有機的管理を行った水田や畑で生産
されたものが「有機農産物」です。

そんな有機農産物を95%以上使用して、薬剤や有機ではない原材料や製品
などが混ざらないように製造したものが「有機加工食品」です。
有機JASマークが貼付されていない農産物や加工食品の名称に「有機」や
「オーガニック」といった言葉を使用することは禁止されています。
有機農業は、安心安全な食べ物を供給するだけではなく、自然循環機能の
維持増進を図り、健康で肥沃な土壌を作り、環境問題へ配慮するなど、
人にも地球にも優しい農業です。