2017年4月6日貫通した伊座敷トンネル(L2,151m×w6m)は現在
路面の舗装工事の施工に入りました。
弊社は伊座敷トンネル30-2工区を受注し専用の機械で左右の路面を
いっきに舗装していきました。
道路や駐車場の舗装といえば、アスファルト舗装が一般的です。
ところが、トンネル内の多くはコンクリート舗装になっています。
道路にアスファルト舗装が多い理由としては、
�安価である
�施工が容易(施工後早く固まってすぐに通行できる)
�車の走行性が良い(静かで乗り心地がいい)
�排水性が良い
などが挙げられます。
一方でコンクリート舗装の長所としては
�耐久性がある(超寿命である)
�明るい色である(トンネル内は視認性がいい)
�油に強い
価格については、単価ではコンクリート舗装はアスファルト舗装の
約1.5倍高くなります。
加えてコンクリート舗装の場合は、ひび割れや沈下を防ぐために鉄筋
(ワイヤーメッシュ)を敷設するので、その費用も余計にかかります。
交通量が多く、重量のある大型車の通行もある高速道路では、道路の
補修や改修工事をおこなう度に通行止めや車線規制などの措置を
取らなければいけません。
硬化するのが早いアスファルト舗装なら、夜間に通行止めをして
改修工事をおこない、翌朝開通することも可能です。
反対に、閉鎖や補修工事が困難なトンネル内などには、
あらかじめ耐久性の優れているコンクリート舗装が多く用いられています。
普段なにげなく利用している道路ですが、こんなふうに使い分けがされて
います。
2020年度の供用を目指し安全施工で作業中です。
-鳥 越-
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