2015年4月2日木曜日

月光浴のススメ

月ってとてもロマンチックで美しいですよね。でも、月って綺麗なだけではないのです。月には不思議なパワーがあり、人間に影響を少なからずとも与えているといわれています。

狼男の話みたいに、満月の夜には人の精神を高ぶらせたりする力があり、犯罪率が増えたりもします。そして、新月に願い事をしたり、新しいことを始めるとそれが叶ったり、満月の日にお財布をふったりするとお金が入ってきたりなどといったこともよくいわれます。

そして、月は女性を象徴するように、特に女性に与える影響が大きいのです。例えば、月経もまさにそれで、月の満ち欠けのリズムとほぼ同じ周期ですよね。

また、出産率が新月や満月の際に多くなるということも知られています。そして、美容にも効果があるとか…ここではそんな月のパワーを利用するために、月光浴の効果と方法をご紹介していきたいと思います。

月光浴の効果

日光浴はなじみがある方が多いと思いますが、月光浴も実は日光浴と同じくらい大切なものなのです。

太陽が男性に象徴されるように、日光浴をすることで、陽のエネルギーとして知られる男性的なエネルギーを得ることができ、月からは陰のエネルギーとして知られる女性的なエネルギーを得ることが出来ます。

陽からはまさにその言葉が表すように、エネルギーを得ることができ、元気を貰うことができます。でも、陽のエネルギーでは身体がエネルギーに満たされても、感情が乾いてしまうのです。

そこで、陰の感情や繊細さをつかさどるエネルギーが必要となってきます。でも、活動という身体の面は弱くなってしまうのです。

そんな月光からのパワーは人を変えてしまうこともあり、短気だったり情熱的な人が一定期間月光浴を続けることで、冷静で物静かな人になってしまったりなんてこともあったりします。そして、いらないものを洗い流してくれる、浄化パワーも有しています。

そこで、最近イライラするなあ、というようなときには月光浴をしてみるといいかもしれません。そして、何より、女性に嬉しいのは、月光は肌に良いのです。

アーユルベーダでは薬草のオイルを利用してマッサージをし、月の光を浴びることで、美容に効くといわれています。月が肌にそのオイルのを浸透させるのを助け、更には細胞を活性化して、老化を防ぎ、若返りの効果も期待が出来るといわれているのです。

月光浴の方法

では実際に実践してみましょう。

1. 自分に合った月を選ぶ

できるのであれば、月光浴の月の形にもこだわってみましょう。新月から4日間の月はティーンエージャーや療養中の方、そして銀行など財政的な仕事についている方にお勧めです。
月齢12日から14日までは主婦や妊婦、教育関係の仕事をしている方にお勧めです。月齢16日、17日の満月時は芸術家、会社の経営者や、ビジネス関係の活動をしている人たちにお勧めです。

月齢17日から21日の青白い月は、特に年配の方にお勧めです。これは一例ですので、これに当てはまらなくても、自分が出来るときに月光浴をしてみましょう。

2. 服装、体制、月光浴中の注意

服装はゆったりとしたものにし、特に冬場は風邪を引かないように暖かいものを羽織り、ひざ掛け等も利用しましょう。
体勢は、木製の椅子に腰掛けるか、カウチやリクライニングシートなど、ゆっくり腰をかけられるものか、寝そべることができるものを用意し、リラックスできるようにしましょう。飲食はしても構いませんが、アルコール類は避けてください。

月光浴中は出来る限り月を見るように心かけてください。また、特に自分で手を使って優しく上半身のマッサージをすると良いでしょう。アーユルベーダのように薬草オイルを使っても、リラックス効果と美容効果が期待できるのでお勧めです。

3. 終了後

基本的にはそのままベッドに直行して、就寝してください。葉っぱが身体に落ちてきてしまったり、雪などが身体に積もってしまったりした場合、それを払う程度にして、お風呂に入ったり、身体を拭いたりするのは極力避けましょう。
月には不思議なパワーがあります。是非月のすばらしいパワーを受けて、身体を浄化し、心身ともに綺麗になりましょう!

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