2019年2月22日金曜日

伊座敷トンネル 現在の様子 -コンクリート舗装施工-

2017年4月6日貫通した伊座敷トンネル(L2,151m×w6m)は現在

路面の舗装工事の施工に入りました。


弊社は伊座敷トンネル30-2工区を受注し専用の機械で左右の路面を

いっきに舗装していきました。


道路や駐車場の舗装といえば、アスファルト舗装が一般的です。

ところが、トンネル内の多くはコンクリート舗装になっています。

道路にアスファルト舗装が多い理由としては、

�安価である
�施工が容易(施工後早く固まってすぐに通行できる)
�車の走行性が良い(静かで乗り心地がいい)
�排水性が良い

などが挙げられます。

一方でコンクリート舗装の長所としては

�耐久性がある(超寿命である)
�明るい色である(トンネル内は視認性がいい)
�油に強い

価格については、単価ではコンクリート舗装はアスファルト舗装の

約1.5倍高くなります。

加えてコンクリート舗装の場合は、ひび割れや沈下を防ぐために鉄筋

(ワイヤーメッシュ)を敷設するので、その費用も余計にかかります。


交通量が多く、重量のある大型車の通行もある高速道路では、道路の

補修や改修工事をおこなう度に通行止めや車線規制などの措置を

取らなければいけません。

硬化するのが早いアスファルト舗装なら、夜間に通行止めをして

改修工事をおこない、翌朝開通することも可能です。

反対に、閉鎖や補修工事が困難なトンネル内などには、

あらかじめ耐久性の優れているコンクリート舗装が多く用いられています。


普段なにげなく利用している道路ですが、こんなふうに使い分けがされて

います。


2020年度の供用を目指し安全施工で作業中です。


 -鳥 越-

0 件のコメント:

コメントを投稿