2016年5月3日火曜日

葉の上に花が咲く不思議な植物!!

4月某日、錦江町の山林道で雨水で崩れた路面と路肩を修復する工事がありました。

春の陽気の中里山の中は枝葉に新緑がつき、ツワブキ、タラの芽などもあちらこちらに芽吹いて、道路脇にハザードを付けて摘み取る人もちらほら見かけ楽しそうです。

そんな里山の中で現場の脇で見つけたのが葉の上に花を咲かせメスの木にはぶどうのような色に熟す実をつける不思議な木を見つけました!。

名前は「ハナイカダ(花筏)」誰が付けてくれたか、私はこの名前を絶賛しています。葉っぱの真ん中に咲いた姿を見て筏の姿を連想されたんですね

日本人のセンスの良さに私がノーベルならノーベル命名賞でもあげたいくらいです!(*゚▽゚*)

今、ガーデニングの傾向も里山がブームで沢(サワ)に自生するエゴノキやクヌギ、コナラを主木にして雑木林風に植えて下に紫式部やこのハナイカダなどを植えると里山の雰囲気を味わえる感じで人気です

道路の脇からこんな植物が見ることができる自然をずーっと大事にしていきたいですね!

*ハナイカダのデータについて*

日本全国の山野、中国に分布する雄木と雌木がある雌雄異株(しゆういしゅ)の落葉性低木です。

葉は長さ10cmほどで卵形、フチにぎざぎざがあります。春に葉の真ん中を縦に走る葉脈(主脈)上に1-3輪の花を咲かせます。一見、葉の上に花が乗っているようですが、実際は主脈と花の軸が癒着した結果そのように見えます。花色は淡い緑色で径4-5mmと地味で小さいですが咲く位置がおもしろく、比較的目立ちます。花が葉を筏に見立ててハナイカダ(花筏)の名前があります。

雌株は花後に果実をつけます。果実は1枚の葉に1コがなり、夏に黒紫色に熟します。味が好みなのか、野鳥がよくついばみます。若葉は山菜のように天ぷらや茹でて食べることができます。
葉色が淡緑色の品種や斑入り種も知られています。

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